■プログラム
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30-2
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3
ボーム: カヴァティーナ
アウリン: フモレスケ
サン=サーンス: 「ノアの洪水」より“前奏曲”
リヒャルト・シュトラウス: 「ばらの騎士」より “ワルツ”
バッツィーニ: 妖精の踊り
※都合により曲目・内容等変更の場合がございます。予めご了承ください。
■アーティスト
ヴァイオリン:佐藤 久成(さとう ひさや)
ピアノ:寿明 義和(じゅめい よしかず)
■プロフィール
佐藤 久成 ヴァイオリン|Hisaya Sato, Violin
東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学卒業後渡欧。ロームMF奨学生や特別奨学生として、ザールラント音楽大学、ブリュッセル音楽院、スタウファー音楽院、ベルリン芸術大学で研鑽を積む。日本演奏連盟賞受賞。リッチ、ルガーノ、ルイス・シガル、ベオグラード、ヴィオッティ等の国際コンクールで優勝、入賞。1994年、ベルリン交響楽団定期公演のソリストとしてヨーロッパデビュー。ベルリン響、ベオグラードフィル、ルーマニア国立響、ベルリン室内管、サンティアゴ響などと共演。ドイツ公共放送、ラジオフランス、イタリア放送、NHKにソリストとして出演。また、ピアノトリオを組みドイツ各地で公演を行う傍ら、アジア、中近東、オセアニア、アメリカに演奏旅行するなど、その演奏活動はソロに留まることなく幅広い。ライフワークとして、数万曲に及ぶ数々の未知の絶版楽譜を世界中で収集、それらの知られざる作曲家や忘れられた作品の発掘に力を注ぎ、紹介・初演・レコーディングを積極的に行う。2002年、カザルスホールにてデビューリサイタル、以降、毎年、東京でリサイタルを開催。音楽の友誌にて「年間コンサートベストテン」に選出されている。ワインガルトナーのソナタ集や伊福部昭の協奏曲集をはじめとするCDを発表、各メディアや書籍への執筆活動も精力的に行い、2010年「哀傷のラメント」「トリスタンとイゾルデ」、2012年「ニーベルングの指輪」「オード・エロティーク」、2013年「魔界のヴァイオリン」、2014年「エヴォカシオン」、2015年「魔界のヴァオリンⅡ」、2016年「魔弓のレジェンド」、2018年「誘惑のヴァイオリン
モーツァルト ソナタ集」をCDリリース。その多くのCDがレコード芸術誌「特選盤」に選出。各誌、各新聞紙上で高い評価を得る。日本経済新聞朝刊文化欄に「よみがえれ埋もれた名曲」の見出しで独自の活動が取り上げられ大きな反響を呼び、産経新聞モーストリー・クラシック誌「最新格付け!世界の名ヴァイオリニスト」総合ランキングと現役ランキングの両方に選ばれた。2015年、大阪フィル、仙台フィルと共演し、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のライブCDをリリース。2016年、群馬交響楽団と定期演奏会にて共演。2018年、サントリーホール大ホールにてリサイタルを開催。2026年1月16日と2月23日に東京文化会館小ホールでリサイタルが予定されている。
【Official Website】http://www.hisayasato.com/
寿明 義和 ピアノ|Yoshikazu Jumei, Piano
東京出身。第40回ミュンヘンARD国際音楽コンクール第3位。ベルリン芸術大学ならびにイモラ国際ピアノアカデミー卒業。ドイツとロシアの流派を汲む。ソリストとしてバイエルン放送響、ベルリン響、ヤシ・モルドヴァ・フィル室内管、都響、新日フィル、日フィル、神奈川フィル、九響など、ベルリンフィルハーモニーホール、ミュンヘンヘルクレスザール、サントリーホール、オーチャードホールをはじめ、主要ホールで国内外の数多くのオーケストラと協演。東京でのリサイタルは音楽の友誌でコンサート・ベストテンに挙げられるなど、いずれも高い評価を得ている。毎日新聞では《コンサートを読む:寿明義和とシュタイアーのシューマン◇底にある悲しみを新しい形で》と題して大きく取り上げられる(単行本《フェルメールの楽器》に収録)。他、“遂にベールを脱ぐ、噂の本格派ピアニスト”“しばし呆然とするほどのすばらしさ”“技巧的かつエモーショナルで揺るぎない演奏”“圧倒的なアピール、非凡な資質をもった日本人には珍しい本格派大型ピアニスト”など各音楽誌で絶賛を博す。ロンドン・ウィグモアホールにてキャノン後援3.11チャリティーとしてリサイタルを開催。全国紙《The INDEPENDENT》、隔月刊誌《MUSICAL Opinion》で高い評価を得る。全日本学生音楽コンクール審査員歴任。CD《EINEN NEUEN WEG~新しい道を~》をリリース。
【Official Website】https://www.jumei-yoshikazu.com/